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黒川検事長スキャンダルは朝日新聞に嵌められた?抗議ツイート騒動も

5月20日の文春砲により、「黒川検事長が朝日新聞や産経新聞の記者と賭けマージャンをしていた」というスキャンダルが発覚しましたね!

翌21日、黒川氏は辞表を提出する事態となりました。

 

実はこのスキャンダルは、朝日新聞に嵌められたのでは?!という説もあるんですよね。

また、先日Twitterを騒がせた「ハッシュタグ#検察庁法改正案に抗議します」騒動も朝日新聞が裏にいるのでは?という声もあります。

 

今回は、そんな噂について調べてみました。

Contents

黒川検事長スキャンダル

黒川検事長が、自粛要請期間中にもかかわらず、産経新聞の記者宅で麻雀をしていた。というスキャンダルが週刊文春により発覚しましたね!

そして

この場には、産経新聞の記者2名と朝日新聞の記者1名が同席したそうです。

 

このスキャンダルで問題となるのは、

  • 麻雀が賭け麻雀だったのではないか?という賭博法違反疑惑
  • 自粛中にもかかわらず「三密」状態にあったという倫理的問題

ですね。

 

朝日新聞に嵌められた?

なぜ「朝日新聞に嵌められた」という説が出てきたのでしょうか。

そもそもの背景は?

 

2020年夏、現在の検事総長である稲田伸夫氏が任期満了となります。

そこで、次期検事総長として候補に出てきたのが、黒川弘務検事長林真琴検事長です。

現在、検察官の定年は63歳。

黒川氏は2020年2月に63歳となりましたが、黒川氏の定年を半年延長する閣議決定が1月にされました。

閣議決定の理由は「検察の業務遂行の必要性」ということでしたが、

本当は黒川氏を次期検事総長にするためなのでは?と言われていました。

検察官の定年延長は異例で、黒川氏が政府と近い関係だったため、当時もバッシングされていましたね。

 

もう一人の検事総長候補・林真琴氏についてですが、

ジャーナリストの須田慎一郎さんによると、林氏は朝日新聞といわゆるズブズブの関係なのだそうです。

例えば、カルロス・ゴーン容疑者が逮捕された際、羽田空港に帰ってくるゴーン氏の逮捕現場をばっちり押さえたメディアが一社だけあったのですが、

それが朝日新聞だったんですね!

 

検察内部に、朝日新聞と協力関係にあるグループがあり、そのグループのトップが林氏なのです。

朝日新聞としては、林氏に検察総長になってもらいたいと考えますね。

 

2019年11月、「黒川氏が2月で退任するから、検事総長は林さんでほぼ決まりだね」という雰囲気が検察庁内で流れたそうなのですが、

そのとき、いち早く林氏の勤務地・名古屋まで、朝日新聞はお祝いにかけつけていたそうなんです。

 

要するに、林氏と朝日新聞とは利害が一致しているということですね。

朝日新聞を筆頭に、メディアが黒川検事長や政府を叩くという構図も見えてきますね。

 

ちなみに須田慎一郎さんは、この情報を2月に発信していて、現在の状況を予測していました。

 

抗議ツイート騒動 黒幕は朝日新聞?

先日Twitterを騒がせたハッシュタグ #検察庁法改正案に抗議します 運動。

多くの芸能人がこのハッシュタグを付けてツイートし、かなり話題でしたね。

この騒動の黒幕も朝日新聞ではないか?と見る人もいるようです。

 

<Twitter上での批判について>

「検察庁法改正で、政府と近い黒川検事長の定年を引き伸ばすのが目的だ。三権分立の侵害だ。」というのが批判ツイートの論点でしたね。

しかし、改正法が成立したとして、施行は2022年4月からなので、黒川氏には関係ありません。

 

また、この件で侵害されるとされる司法権についてですが、

司法とは、行政および立法と並ぶ国家作用の1つである。実質的意義においては具体的な訴訟について、法を適用し宣言することにより、これを裁定する国家作用のことをいう。 (Wikipediaより)

つまり裁判所のことです。検察は関係ありません。

 

そもそも、ハッシュタグ #検察庁法改正案に抗議します を最初にツイートした方は、広告業界の方のようです。

笛美 #検察庁法改正案に抗議します 発案 (@fuemiad)

この方と朝日新聞との関係は不明です。

 

なぜ芸能人がこのハッシュタグを付けて一斉にツイートをしたのか、かなり怪しいですよね。

5月17日放送の「ワイドナショー」で、指原莉乃さんがこう話していました。

東野「ちなみにTwitterで指原さんもハッシュタグお願いします、とか来るんですか?」

指原「来てました」

指原さんは、この件について抗議するほどの信念がなかったのでツイートしなかったということです。

 

5月19日の虎ノ門ニュース内で、弁護士の北村晴男さんは、

黒川氏の定年延長が閣議決定された1月から朝日新聞はキャンペーンを行ってきたが、

新聞を読む人が少ないのでSNSでも同時にキャンペーンを行ったではないか。

という趣旨の見解を述べていました。

 

この抗議ツイート騒動を広めたのが朝日新聞だという証拠はありませんが、

分かっている事実関係から見て、朝日新聞が疑われているようですね。

 

まとめ

今回は「黒川検事長スキャンダルは朝日新聞に嵌められた?抗議ツイート騒動も」ということでお伝えしてきました。

抗議ツイート騒動の直後にこのスキャンダル、かなり仕組まれた感がありますよね。

黒川検事長は本当に朝日新聞に嵌められたのでしょうか。

真実は分かりませんが、朝日新聞を始めとしたメディアの印象操作によって、黒川検事長も安倍政権も激しい批判を浴びることでしょう。

 

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。